ヴァイオリンという楽器はわずか3歳程の年齢から始めることができ、
プロのヴァイオリニストも幼少期にヴァイオリンを始めている方々が多いです。
バイオリンには英才教育が必要なのでは…という考えをお持ちの方々もいらっしゃるでしょう。
「子どもの頃から始めた人にはかなわないんじゃ…」
「ぶっちゃけ、大人から始めてもちゃんと弾けるようになるの?」
本記事ではそんな疑問に焦点を当ててお話していきますね♩
まりな
またヴァイオリン講師になり音楽教室やカルチャーセンターなどでの講師経験があります。
目次
大人からヴァイオリンを始めても弾けるようになる?
大人からヴァイオリンを始めても弾けるようになる?
という疑問の結論ですが…
…
大丈夫!弾けるようになります!
安心してください。
大人からヴァイオリンを始めても、
繰り返しコツを抑えた練習をすれば誰しも少しずつきちんと上達していきます。
ですが、幼少期からヴァイオリンを始めた人と大人からヴァイオリンを始めた人には悲しいかな…
多少の違いがあることは今までの経験上、やはり否定することが難しいというのも事実。
詳しくお話してきますね。
子どもの頃から始めた人との違いは?
個人差はもちろんありますが、やはり大人と子どもで違うのは吸収力です。
子どもの場合は耳で、感覚でどんどん吸収していきます。
まさにスポンジの如し。
大人の場合は音楽経験や年齢など様々な要因により一概には言えない点もあるにはあるのですが、
・慣れないヴァイオリンを弾く姿勢に違和感を感じたり
・体の硬さにより弓(右手)の柔軟性を身につけるのが難しかったり
・音程のズレが分からなかったり etc..
これらのようなことに苦戦されている方は実際多いです。
子どもの時に知らずに自然と身につけていたという状況が羨ましい限りですね。
大人から始めたからこそ出来ることは?
では「大人から始めたんだからしょうがないよね~…」と諦めるしかないのでしょうか?
まりな
確かに子どもの吸収力・柔軟性は素晴らしいですが、
大人には大人の視点から上達に向けて取り組めることがあります。
例えば、
・レッスンの際に疑問に思ったことや上手くいかないところがあれば先生に積極的に質問したり
・技術向上のための専門の本を読んだり
・生の演奏会に行ってみたり
大人だからこそ出来る「どうすればこの問題を解決できるのか?」という視点を大切することで質の高い良い練習や学びを取り入れることが出来ます。
まりな
知識を武器に、大人の視点で上達を目指しましょうね♩
さいごに…
以上、【大人の習い事】ヴァイオリンは大人からは無理?講師が解説!でした。
確かに大人になると子どもの頃のように柔軟に抵抗なく演奏技術や音楽性を身につけることがやや難しくなりますが、大人だからもてる視点や練習法もあります。
「今から始めても遅い…」
ではなく、思い立ったが吉日なので練習法を工夫しながら、ぜひヴァイオリンを楽しんでくださいね。
この記事がどなたかのお役に立てたら幸いです♩
「ヴァイオリンを始めてみたいな」という方はこちらの記事も合わせてご覧くださいね。
その他ヴァイオリンに関する別記事も参考になりましたら幸いです。
楽器が弾けることで人生の楽しみが増えるので、
ヴァイオリンに興味がある方はぜひ一歩踏み出されてくださいね♩
ではまた~♡
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