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【さよならマエストロの演奏担当は誰?】日曜劇場:父と私のアパッシオナート

2024年1月14日(日)より、

TBS日曜劇場で放送される「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」

西島秀俊さん×芦田愛菜さん主演作で、家族の再生・親子愛を描く物語ということですが、

本作ではオーケストラの演奏シーンも多数!

ぜひとも、音楽にも注目したい作品となっています。

本記事では、そんな「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の演奏シーンについてまとめてみました。

まりな

子どもの頃にヴァイオリンを始め、現在ヴァイオリン歴約30年!

またヴァイオリン講師になり音楽教室・カルチャーセンターなどでの講師経験があります。

日曜劇場:さよならマエストロの演奏担当は誰?

オーケストラ演奏

オーケストラの演奏シーンは東京音楽大学が全面バックアップ。

オーケストラを題材にしたドラマを見ていると、役者さん以外はやはり経験者・専門家が実際に弾いているなという印象を受けますが、

今回も演奏については一流の音楽家の皆さんが全面サポートされています。

気になる演奏曲については放送後追記しますね♩
まりな
まりな

 

また、役者の皆さんも役柄上の担当楽器があります。

・玉山鉄二さん(古谷悟史役)→ファゴット

・津田寛治さん(近藤益夫役)→バイオリン

・久間田琳加さん(内村菜々役)→ティンパニー

・宮沢氷魚さん(森大輝役)→トランペット

・新木優子さん(倉科瑠季役)→フルート

・佐藤緋美さん(羽野蓮役)→チェロ

短期間で楽器の演奏技術をマスターすることは不可能ですが、

演奏シーンなどで違和感のないよう、自然な仕草などについては演奏家の皆さんからアドバイスを受けていらっしゃることでしょう。

本当に演奏しているように見える演技力がすごい!
まりな
まりな

 

 

音楽監修

全体の音楽監修を担っているのはクラシック界の有名人、広上淳一さん

お話される姿からチャーミングな印象を受ける広上さんですが、

東京音楽大学の教授であり、世界的な指揮者としても大活躍されています。

クラシック専門誌でもお見かけすること多数。

実に贅沢な音楽監修ですね!
まりな
まりな

ちなみにアパッシオナートとは?

ドラマのタイトルに使用されてる「アパッシオナート」は音楽用語です。

イタリア語で【情熱的に、熱情的に、感情豊かに】といった意味になり、

楽譜に【appssionato】の表記があると、演奏者は熱を込めて、情熱的な演奏を心がけます。

アパッショナータということもあります♩
まりな
まりな

 

ドラマタイトルが、父と私のアパッシオナートということで、情熱的な心揺さぶられるストーリーを期待したいですね!

ドラマでの演奏曲は?

ドラマのオープニングで使用されている楽曲はシューマン作曲の交響曲第3番「ライン」

第1楽章の曲の始まりから、流れるようなメロディーが印象的なシューマンの交響曲の代表作。

全体的には比較的短い交響曲なので、ぜひ1度フルで聴いてみてください!
まりな
まりな

 

第1話 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

第1話ではベートーヴェンの「運命」がピックアップされていました。

誰もが知る有名なベートーヴェンの交響曲ですが、

困難な状況に立ち向かう晴見フィルが情熱的に演奏する姿、夏目俊平(西島秀俊さん)が楽しそうに指揮する姿が印象的でしたね♩

 

第2話 ロッシーニ:ウィリアム・テル序曲

運動会でお馴染みのあの曲はウィリアム・テル序曲の第4部のスイス軍の行進ですが、

第1部のアンダンテ(夜明け)のチェロも聴きどころ。

チェロの音色って心に染みますよね
まりな
まりな

 

第3話 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」

第3話で取り上げられたのはベートーヴェンの交響曲第6番「田園」。

「運命」よりも一般的には知られていないかもしれませんが、こちらも有名なベートーヴェンの交響曲のひとつです。

トランペットとチェロでアレンジされた第2楽章の演奏シーンもありましたね♩
まりな
まりな

 

第4話 ロッシーニ:セビリアの理髪師 序曲

ロッシーニのオペラ「セビリアの理髪師」の序曲が第4話でピックアップ。

オペラを得意とするロッシーニの代表作です。

ロッシーニの明朗快活の音楽は心が躍ります♩
まりな
まりな

 

第5話 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調

第5話ではオーケストラの演奏シーンはありませんでした。

なので、ドラマで度々登場している楽曲をピックアップ!

芦田愛菜さん演じる夏目響が演奏するシーン(回想シーン)で弾いているのが、

メンデルスゾーン作曲のヴァイオリン協奏曲ホ短調。

第2楽章が取り上げられていますが、第1楽章の冒頭のメロディーは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

夏目響が舞台で最後に演奏した楽曲ということで、ドラマでも繰り返し登場する楽曲になっていますね。

個人的にも全楽章思い入れのある協奏曲!クラシック初心者さんでも聴きやすい楽曲でとてもおすすめです♩
まりな
まりな

 

第6話 ビゼー:カルメン組曲

第6話では、ビゼーのカルメン組曲から多数の楽曲が使用されていました。

晴見フィルが「さよならコンサート」で演奏し、40年前に行われた晴見フィルの第1回定期演奏会でも演奏された想い出の楽曲ということで、

たっぷりと演奏シーンを見ることができましたね。

クラシックに馴染みがなくてもどこかで聴いたことがある楽曲なのでは♩
まりな
まりな

 

第7話 ホセ・ラカジェ:アマポーラ

クラシック音楽というカテゴリー曲ではありませんが、

第7話では小村二朗(西田敏行さん)がオケの皆さんとアマポーラを演奏していました。

アマポーラはもともと映画の主題歌として大ヒットし、その後たくさんの方にカバーされる有名な楽曲となりました。

広大で優雅なメロディーが印象的な美しい曲ですね♩
まりな
まりな

 

第8話 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」より第2楽章

第8話では、ドヴォルザークの交響曲第9番から第2楽章がピックアップ。

第4楽章のあのフレーズも印象的な楽曲ですが、 第2楽章も日本では「家に帰りたくなる」楽曲として有名ですね。

「そろそろ閉館で~す」という時によく使用されていますね!
まりな
まりな

 

第9話 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 第2楽章

第9話では、これまでも度々登場していたメンデルスゾーン作曲のヴァイオリン協奏曲ホ短調がピックアップされました。

第1楽章の冒頭のメロディーも前半で流れましたが、

終盤に親子で演奏した第2楽章がとても美しかったですね。

音源は役者さんが実際に弾いている訳ではありませんが、芦田愛菜さんのヴァイオリンの演技がお上手!弓の持ち方が綺麗!
まりな
まりな

 

第10話 シューマン:交響曲第3番「ライン」

第1話のオープニングから度々使用されていたシューマンの交響曲第3番「ライン」が最終話で晴見フィルによって演奏されました。

最終話までの様々なストーリーの回想と共に、全員で演奏するシーンは感動的でしたね♩

まさに「さよならマエストロ」というタイトル通り、

そして爽やかなラストがこの楽曲によって際立っていました。

もしかしたら続編があるのかも…!という終わり方で期待してしまいますね♩
まりな
まりな

さいごに…

以上、【さよならマエストロの演奏担当は誰?】日曜劇場:父と私のアパッシオナートでした。

音楽には心に訴えかける、心を揺さぶる情熱的な力があるので、

胸をうつストーリーに音楽の力が加わると、感動的なシーンが生まれそうですね。

西島さんのマエストロ(名指揮者)ぶりにも注目です!
まりな
まりな

 

オーケストラシーンで演奏される楽曲にもぜひ注目しながら、ドラマを楽しまれてくださいね。

個人的にもクラシック音楽に興味をもって下さる方が増えたら嬉しい限り…!

 

「ヴァイオリンを始めてみたいなあ…」

という方はこちらの記事もぜひ、読んでみられてくださいね。

その他ヴァイオリンに関する別記事も参考になりましたら幸いです。

ではまた~♡

 

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