「ヴァイオリンを始めてみたい…!」という想いを抱いた方なら一度は、
「ヴァイオリンは独学が可能なのか?」
ということを考えるのではないでしょうか。
独学だと自分のペースで楽しくヴァイオリンを学べそうですよね♩
ただ、自身の経験からその疑問にバシッと結論を申し上げますと…
不可能ではないが、上達を目指すのであればおすすめはしない…です。
僭越ながら、自身の経験からその理由をお話させていただきますね。
まりな
またヴァイオリン講師になり音楽教室やカルチャーセンターなどでの講師経験があります。
目次
姿勢、フォームが崩れやすい
わたし自身はあまりスポーツをしてこなかったのでスポーツのことは詳しく分かりませんが、
素人目でも姿勢やフォームが大事であると思います。
ヴァイオリンも同じです。
・弓を持つ右手
・音程などを作る左手
・立つ姿勢
などすべてが音に影響します。
初めはそれぞれの「形」を体で覚えることを繰り返し練習します。
しかし、独学でその正しい姿勢やフォームを身につけることはとても難しい。
本やネットの情報を参考に、自身で鏡を見ながら試行錯誤することは可能ですが、
「これでいいのか?あっているのか?」と疑問を持ちやすいことでしょう。
何が正解なのかよく分からない状態になることもあるかもしれません。
また、ややこしいことに一度ついた「クセ」を直すのはとても大変!
まりな
不可能ではないですが、一度身についた姿勢やフォームを矯正するには長い時間と労力を使います。
出来れば、そんなことに時間も労力も費やしたくないですよね…。
いかに…
最初に正しい姿勢やフォームを身につけるか
上達を目指すのであれば、最も重要なことですね。
練習法やコツを掴みにくい
物事に上手く、効率よく取り組むには「コツ」というものがありますよね。
ヴァイオリンも「コツ」を掴むと上達が早いです。
また、その「コツ」を掴むために取り組むべき練習法も多々あります。
先生がいらっしゃるとそのようなアドバイスをたくさんいただけます。
「この曲を弾くにはこういう練習を取り入れるといいよ!」
「そこの弾きにくいところは弓の真ん中を使うといいよ!」
など、自分が苦戦しているポイントをアドバイスしてもらえる環境は上達を目指すにはとても有利です。
NGなヴァイオリン練習法についてはこちらの記事でも解説しています。
練習意欲が持続しにくい
ヴァイオリンの上達には残念ながら、練習が不可欠です。
週1回ちょっとだけ弾く…ではなかなか上達しません。
これはヴァイオリンだけに言える話ではなく、何事も練習が大切だとは思いますが、
ヴァイオリンは30年近く続けていても一筋縄ではいかないこともたくさんです。
まりな
独学で自分の弾いてみたい曲を練習することは、自分のリズムで自由に楽しんで取り組めるかもしれませんが、
上達を目指すには、練習法や練習時間などを自分でコントロールする必要があります。
レッスンがなく、誰かに見てもらう機会がないと、練習に打ち込むのもなかなか難しいでしょう。
また、
・お手本となる先生の演奏を聴くこと
・同じようにヴァイオリンを学ぶ生徒さんに出会うこと
も刺激になります。
その点を考えても独学で練習意欲を継続させることは簡単なことではないでしょう。
さいごに…
以上、【ヴァイオリンは独学が可能なのか】上達を目指す方が取るべき行動は?でした。
繰り返し、上達を目指すのであれば…。
という言葉を使っています。
なので、
「プロになる訳ではないし、自分のペースで楽しくやりたい!」
という考えを否定するつもりはありません。
人それぞれ目的や考えは様々です。
ただもし、
・もっと上手になりたい
・難しい曲も弾けるようになりたい
という想いが少しでもあるならば、
先生について習うことをおすすめします。
一筋縄ではいかないかもしれませんが、しっかりと上達していきますよ!
楽しみながら意欲的に練習し、自分のペースで上達していけたら嬉しいですね。
ヴァイオリンを弾いてみたい!
という方はこちらもぜひ、参考にされてください。
「独学のデメリットを考えても、やはり自分のペースでヴァイオリンを学びたい」という方には、
こちらの記事もおすすめです。
楽器が弾けることで人生の楽しみが増えるので、
ヴァイオリンに興味がある方はぜひ、一歩踏み出されてくださいね♩
ではまた~♡
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