こんにちは♩
定期的にご紹介している絵本ですが、今回は大人の方にもぜひ読んでいただきたい絵本をご紹介いたします。
もちろん子どもたちにも読んでもらいたい絵本ですが、大人にもささる絵本だな~としみじみ感じる絵本たちです。
少し内容が難しかったり、長い絵本もあるので、それぞれお子さんの年齢などに応じて読んであげて下さいね♩
わたし自身、大好きな絵本です。
・絵本が好き
目次
ちょっとだけ
『つい最近、下の子が生まれました…!』なんていう方にはぜひおすすめしたい一冊!
「ちょっとだけ」 作者:瀧村有子さん 絵:鈴木永子さん 出版社:福音館書店
ちょっとだけ…というフレーズがたくさん出てくるのですが、その言葉が秀逸…!
主人公はなっちゃん。
なっちゃんのお家に赤ちゃんがやってきて、なっちゃんが少しずつ、
おねえちゃんになっていく姿を健気で、愛らしく表現されています。
おねえちゃん・おにいちゃんになった上のお子さんを抱きしめたくなるような、温かい気持ちにさせてくれる一冊です。
この絵本が好き!という保育者の先生も多いです♩
わすれられないおくりもの
アナグマが残してくれたもの。人生について考える一冊。
「わすれられないおくりもの」 作者・絵:スーザン・バーレイさん 訳:小川仁央さん
出版社:評論社
こちらの絵本は去っていくもの・残されたもの、それぞれの立場から「死」というものを描いています。
しかし、暗く悲しい内容ではなく、読み終わるとなぜか優しく、温かい気持ちになる一冊です。
わたしは子どもの頃にこの絵本を読みましたが、子どもながらに「なんだかいい絵本だな」と漠然と感じ、心に残る一冊になりました。
大人の目線で読むとまた、様々な解釈が出来ると思います。
「死」とはなにか。残されたものが感じる「死」とは。
「死」と出会い、どう生きていくか。
読み手の年齢や経験などにもより、感じることは人それぞれだと思いますが、読み手の数だけ「気づき」がある。
大人の方にもぜひ読んでいただきたい絵本です。
葉っぱのフレディ
いのちについて考える一冊。「変わることってこわいこと…?」
「葉っぱのフレディ」 作者:レオ・バスカーリアさん 絵:島田光雄さん 訳:みらいななさん
出版社:童話屋
一度は読んだことがあるという方も多いのではないでしょうか。
教科書にも載っていたりする絵本ですね。
わたしも子どもの頃に読んだ絵本ですが、
大人になり、年齢を重ねるとこの絵本に出てくる言葉がズシーンと心に響き、言葉の深みを感じるようになりました。
主人公は葉っぱのフレディですが、
人間に置き換えて、自分に置き換えてとらえると、価値観さえ変わってしまうようなとても哲学的な一冊です。
「そういえば、子どもの時に読んだな…」なんていう方にも今一度読み返していただきたい…!
「変わることは、自然なこと」
胸にすとん…とした何かを感じることが出来るのではないでしょうか。
さいごに…
以上、今回は大人の方にも読んでいただきたい絵本を3冊ご紹介しました。
絵本って年齢やその時々の心境、状況などにもより感じることって違いますよね。
大人が「まだ難しくて理解できないよね…」と思っても、子どもはその絵本・言葉から「何か」を感じ取ることもある。
その「何か」がよく分からなくても、成長過程でふと「あれ?この感情って…こういうこと?」と絵本のフレーズを思い出すこともあるかもしれない。(わたしはこういうことがよくありました!)
これぞ、絵本のもつ不思議なパワーですね。
絵本の購入を検討されている方には絵本ナビがおすすめです。
絵本を購入する前に試し読みをすることが出来るので、興味のある方はぜひご利用下さいね。
絵本のキャラクターの限定グッズの販売もあり、思わず欲しくなるアイテムも満載です。
ご参考までに♩
素敵な絵本と巡り合えますように…。
ではまた~♡