「有名なヴァイオリンコンチェルトと言えば…〇〇!」
という具体的な曲名が出る方はある程度クラシック音楽に詳しい方だと思いますが、
一般的に「有名なヴァイオリンコンチェルトと言えば?」という質問に答えられるのはごく僅かなのではないかと思います。
(まず【コンチェルトって?】という方はこちらの記事をご覧ください。)
本記事では「クラシック音楽は全然分からない!」というクラシック音楽初心者さん向けに、
一般教養のひとつとして…有名なヴァイオリンコンチェルトをご紹介します。
曲名は知らなくても、
「どこかで聞いたことがある…!」という楽曲もおそらくあるはずですよ♩
まりな
またヴァイオリン講師になり音楽教室やカルチャーセンターなどでの講師経験があります。
・ヴァイオリンに興味がある
目次
有名なヴァイオリンコンチェルト5選
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
最初のメロディーは「聞いたことがある!」という方も多いのではないでしょうか。
ヴァイオリン協奏曲の中でも特に有名で「メンコン」なんていう呼び名で親しまれています。
冒頭のメロディーが印象的な曲ですが、第2楽章の甘~いメロディー・第3楽章の思わず体が動き出していまうような軽快なメロディーも魅力的で最初から最後まで聞いていても飽きない名曲です。
初めて聞く方はもしかしたら第2楽章の甘い優しいメロディーに思わず眠気が…なんていうこともあるかもしれませんが…。
まりな
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
ヴァイオリン協奏曲の王様「チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(通称:チャイコン)」!
王様なんて勝手に言っていますが、世界的なコンクールでもよく課題曲に採用されている難曲です。
壮大なメロディーが満載で、ついうっかり泣いてしまいそうになったり、感情が高ぶったりと本当にドラマティックです。
ぜひ生の演奏会でいつか聞いてみてください♩
鳥肌ものの名曲です!
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
有名なベートーヴェンの作ったヴァイオリン協奏曲です。
学生時代に試行錯誤しながら練習した個人的にも思い入れの強い楽曲です。
音楽室にあるベートーヴェンの絵はだいたい怖そうな顔をしているかもしれませんが、こんなにも優しく穏やかなメロディーの曲もあるのです。
まりな
「ヴァイオリンの音って美しいな…」と感じさせてくれる一曲ですね。
モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
明るくチャーミングなモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番。
遊び心があって聞いていても、弾いていても楽しい気分になります。
モーツァルトの音楽は音を羅列するだけならなんとなく形になりますが、「生きた演奏」をするのはなかなか難しく、モーツァルトの偉大さをひしひしと感じます。
ちなみにモーツァルトの協奏曲の第4番と第5番はおすすめの教本でもある鈴木鎮一ヴァイオリン指導曲集の9巻(協奏曲第5番)と10巻(協奏曲第4番)に収録されており、こちらも有名です。
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
ブラームスのヴァイオリン協奏曲もこれまた有名なヴァイオリンコンチェルト。
難しいコンチェルトですが、オーケストラをバックにヴァイオリンの高難度なパッセージが嚙み合ってなんとも言えない重厚感があります。
つまり、かっこいいのです。
あまり聞きなれない楽曲かもしれませんが、聞けば聞くほど惚れ惚れしてしまう魅力があります!
\30日間無料おためし/
さいごに…
以上、【クラシック音楽初心者向け】有名なヴァイオリンコンチェルト5選でした。
ヴァイオリン弾きの方にとってはお馴染みのコンチェルトではありますが、
「全部知っていた…!」なんていう方は少なかったのではないでしょうか。
クラシック音楽はとっつきにくい印象があるかもしれませんが、
「なんとなくかっこいい!」
「ここのメロディーだけがめっちゃ好き!」
なんていう理由で聞いちゃって下さい。
この記事が「ちょっとクラシック音楽でも聞いてみようかな」というきっかけになれたら幸いです♩
「ヴァイオリンを始めてみたいな」という方はこちらの記事も合わせてご覧くださいね。
その他ヴァイオリンに関する別記事も参考になりましたら幸いです。
楽器が弾けることで人生の楽しみが増えるので、
ヴァイオリンに興味がある方はぜひ一歩踏み出されてください♩
ではまた~♡
\楽譜ならぷりんと楽譜/