「お家でパン作りを始めてみたいな」
自宅でのパン作りが趣味ってなんだか素敵な感じがしますよね♩
かくいうわたしも、
自宅で焼き立てのパンの香りがするような丁寧な暮らしに憧れ、パン教室に通い出し、まんまとパン作りにハマって自宅で時折パンを作るようになりました。
実際にパン教室などで1度でもパンを作ったことがある方はイメージしやすいと思うのですが、
パン作りには専用の道具がいくつか必要になります。
発酵器もそのひとつ。
パン作りには発酵という工程があり、発酵なしには美味しいパンは作れません。
ただ、このパン専用の発酵器は比較的お高めなものが多く(安くても数万円~)、パン作り初心者さんにとって初めから発酵器の購入を検討するのは少々気が引けますよね…。
確かに発酵器は便利なアイテムですが、自宅で個人的にパン作りを楽しむくらいなら、
結論:発酵器がなくてもパンは作れます
パンを自宅で焼くためのオーブンがあれば、大抵のオーブンに「発酵機能」がついています。
ぜひともその機能を活用しましょう。
それでは詳しく解説いたしますね♩
目次
パン発酵器のメリット・デメリット
メリット
発酵器はパンを発酵させるための専用の道具なので、細かい温度の微調整が可能。
オーブンについている発酵機能は30度・35度・40度など5度の単位でしか温度変更ができないことが多いので、パンの細かな体調管理をするにはやはり発酵器が優れています。
また、パン生地にとって湿度が快適なだけでなく、湿度もいい状態に保たれるので、パンの乾燥も防ぐことができます。
また、オーブンの発酵機能を使用すると、オーブンの予熱とパンの2次発酵の時間が被ることが多いので、2次発酵の途中でパンをオーブンから取り出す必要があるのですが、
発酵器を使用する場合は、そんなことを気にする心配はありません。
デメリット
発酵器はサイズにもよりますが、やはり高価です。
安くても3万以下で5万円程のものが多いです。
また、ある程度の大きさなので、置き場所にも困るかもしれません。
中には組み立て式の発酵器もありますが、使用する前に組み立てて使用後に片付けをするといった手間がかかったり、
衛生面を考えてきちんと掃除を行う必要もあります。
パンにとっては快適な環境を生み出す発酵器ですが、人間にとっては快適ではない(手間がかかる)といった事実は否めないでしょう。
逆に、
・価格に納得できる
・置き場所があり組み立ての手間も気にならない
・掃除が苦じゃない
という方には発酵器はとても助かる便利なアイテムになるかもしれませんね。
パン作りにおすすめのオーブン
東芝/石窯ドーム ER-YD3000
わたし自身も愛用しており、パン作りが趣味の知人やパン教室の先生もイチオシなのが東芝の石窯ドーム。
「パンを焼くならこれがいい!」とゴリ押しされ購入しましたが、間違いなかったです。
350度まで上げられるシリーズもありますが、300度までのタイプでもだいたいのパンは焼けます。
発酵やスチーム機能もあるので、パンを焼くには申し分ありません♩
パナソニック/ビストロ スチームオーブンレンジ
有名なパナソニックのビストロも優秀と噂の一品。
こちらも発酵やスチーム機能などパン作りに必要な機能が備わっています。
オーブンとしても機能満載の話題の商品ですが、
如何せんお値段がお高め…。
さいごに…
以上、【自宅での手作りパンに発酵器はいらない?】結論:オーブンの発酵機能を使うべしでした。
発酵器は確かにあると便利ではありますが、
メリットだけではなく、デメリットもよく考えて購入を検討されて下さいね。
個人的には、パン教室を営んでいる方以外はオーブンの発酵機能だけで十分パン作りを楽しめるのではないかと思います。
この記事がどなたかのお役に立てましたら幸いです。
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